國賊新聞27号
靖国神社参拝問題4(Part2)

 何はともあれ、今回の小泉首相による靖国参拝により、日本国内のマスコミが如何に売国主義の洗脳に毒されているかがあぶり出しになったことは、日本売国党の歓迎するところである。
 なぜなら、その際だった反日偏向報道ぶりで、“テレビ界のアサヒ”と称賛されるTBSや朝日系列のテレビ朝日のみならず、フジTVや読売TVまでもがこぞって頓珍漢な偏向報道を繰り返しているからである。
 テレビ東京は参拝の様子を実況しないで、キティちゃんを前面に出すという他局と異なった対応をとったが、その後の対応は他局と五十歩百歩であった。
 自民党内に巣喰う売国奴数多しと言えど、YKKなどと称されて、小泉首相の盟友とされた加藤紘一氏などが、つい「中国様に言われました」とポロリと漏らしてしまったのは、ご愛敬としても、マスゴミ各社がやっていた東条英機氏のお孫さんに当たる方を招いて、その反対の論客ばかりに攻撃させるリンチ的手法は、流石と言わざるを得ない。
 特にテレビ朝日「スクランブル」の大和田獏氏などは、普段の左曲がりの主観で私見を押しつけるかのような話の進め方であったし、テレビ東京も夕方のニュースで若いキャスターが靖国神社境内で、同氏に不勉強丸出しの誘導質問をしていたのを見て、司会やインタビューアーとしての立場も理解できない、戦犯などという言葉を使うのもおこがましい馬鹿だと実感させられると共に、売国主義がマスコミに如何に浸透しているかが明快になり、売国党にとっては心強い結果だったといえる。

 さらに、小泉首相が「中国や韓国が気に食わないという理由で、首脳会談を行わないのはおかしい」とし、「中国や韓国は、日本の常任理事国入りに反対しているから気に食わないと言って、私が『首脳会談を行わない』と言ったら、私の方が非難されるだろう」と、マスゴミの二重基準を指摘したのは、売国党にとって不都合極まりない内容だったが、それらは全てスルーして報道しないというところに、腐り切った卑しい自虐史観が伺えて売国党としては心強い限りであった。
 それでも、国益を損なったなどと発言している頭が不自由な方がテレビで発言しているのを見て、売国主義は永遠に不滅だという思いを強くした。
 国賊新聞21号でも指摘したように、“中国や韓国がイチャモンをつけてきても、日本人全体が「バッカじゃないか?」と相手にしなければ、「これは有効なカードにならない」と判断するはず”というのが、徐々に明らかになってきているのに、まだわからないド馬鹿な方がこれだけいるということは、今後の売国活動に大いに力になることである。
 そんな中、民主党の鳩山幹事長に言わせると今回の首相の靖国参拝は愚行だそうである。日本売国党はこの発言をかなり立派なものであると評価したい。

 また、靖国参拝にイチャモンをつけている中国などは、江沢民の「永遠に歴史問題でイチャモンを言い続けろ!」という指示が明らかになっているが、売国党員としては、やれA級戦犯合祀がどうだ、やれ靖国神社の歴史観がどうだと次々にイチャモンをつけなければならず、イチャモンのネタを思いついたら、すぐに中国様や韓国様に御注進せねばならない。
 また、戦没者追悼式には、首相ばかりでなく、天皇陛下も出席されているが、これについて批判していないのは二重基準だと批判されると、売国主義者にとって都合が悪いので、これらについて言及することは避けねばならない。
 近年、靖国参拝問題だけでもそろそろ嫌中、嫌韓感情が増大しているので、この二重基準がばれて、この件についてまで批判しなければならなくなると、流石にこれまで静観していた人の中からも「いい加減にしろ!」という声があがってきてしまいそうだからである。
 最後に、中国は兎も角、日本と戦争をしたわけでもない韓国が何を勘違いしているのか、中国に便乗して靖国参拝を批判しているのをみると嗤いと共に哀れさがこみあげてくるが、こちらの方には、超党派で哀悼の意を捧げるべきかもしれない。


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