国賊征伐隊逮捕(Part1)

 北朝鮮が日本人拉致を認めた日朝首脳会談以降、北海道から福岡まで十都道府県にわたり、「建国義勇軍」、「国賊征伐隊」を名乗り、朝鮮総連やオウム真理教の道場銃撃など一連の事件を起こしていた日本刀愛好会「刀剣友の会」会長・村上一郎容疑者(54)が逮捕された。
 動機は、「右翼団体を立ち上げる前のデモンストレーションだった」らしい。
 一体、売国奴と言うと、すぐ右翼だ左翼だのレッテルが貼られるが、國賊新聞では、そのような軽薄なレッテル貼り論議は避けたい。
 売国奴とは、結果的に国を売る輩のことを言うのであって、別の定義は必要ない。
 そのような意味で言うと、国賊征伐隊などという名前を名乗っていた彼らこそ、「国賊」である。

 国賊征伐隊が起こした一連の事件で、攻撃された相手を見ると、一般の人であっても義憤を感じることが多いような相手ではあるが、義憤を感じたことに対して言論による攻撃以外の「テロ行為」を起こすのは「犯罪」でしかない。
 つまり、彼らは小学生の遊びのように幼稚な発想で、犯罪を犯した訳で、言うなれば単なる馬鹿である。
 馬鹿だと言うことは、売国奴の大きな資質の1つを満たしているわけで、「国賊征伐隊」を名乗る彼らこそ「国賊」なのである。
 ただ、単なる国賊、売国奴と違うのは、彼らが自らを売国奴ではなく、愛国者であると思い込んでいる点である。
 逮捕された時の映像を見てもわかるが、堂々と顔をあげて連行されて行く姿を見れば、半ば英雄気取りであることがわかる。
 彼らは一応、右翼であると分類されているが、その右翼とは正反対の左翼過激派である連合赤軍の馬鹿共も浅間山荘事件で捕まった時は、堂々と顔をあげていたが、それは、自分らがやっている「暴挙」を「義挙」と勘違いしている所以であろう。
 要するに、幼稚な頭で自己満足、つまりマスターベーションを行っているわけなので、「国賊征伐隊」などと言うのは字が間違っており、「コク族精抜隊」と書くのが正しい。
 そういう意味では、マス・コミもマス・コキと記すべきかもしれない。

 ネット上では、右翼の街宣カーや国賊征伐隊が起こしたような事件を在日朝鮮人(意外に右翼団体に在籍している数が多い)らが、「右翼はバカだ、うっとうしい」などと思わせるための自作自演だという見方もしているが、暴走族(珍走団?)が、ファションとして特攻服などを着ていて、そのまま右翼団体に入ってしまう経緯を考えれば、それらの右翼団体が上層部はいざ知らず、幼稚な奴らの集合であることがわかる。
 自作自演が本当にあるのかどうかは、見解が分かれるところであるが、なんでもかんでも在日朝鮮人のせいにするのは、「贔屓の引き倒し」というものであろう。
 勿論、右翼思想そのものが幼稚だと言っているわけではなく、この「刀剣友の会」なる幼稚なオヤジたちやファンション?でやっている珍走団あがりの右翼団体が馬鹿なために、結果的に自主的な売国活動を行っていると指摘しているのだ。
 一方、左翼思想は基本的には、日本において反体制思想となるので、当然売国奴になりやすいが、左翼=売国奴では、あまりに単純過ぎて、売国主義の奥深さを表すことは出来ない。
 左翼と呼ばれる一団に売国主義者が多いのは、事実であるが、左翼だというだけでは、立派な売国主義者にはなれない。
 国を売る行為をするためには、馬鹿であることが必要なのである。馬鹿であるからこそ、自らの足元が崩れるようなことを平気で言ったり、したりすることができるのだ。
 馬鹿であれば、良識ある国民ならすぐわかるような捏造や偏向報道もできるし、ダブルスタンダードも気にならない。
 そういう観点から見れば、立派な売国奴になるためには、右翼左翼論争は意味が無く、馬鹿であることが一番重要な資質である。

 我が、日本売国党では、右翼だから、左翼だからなどという単純なすみ分けを一度もしておらず、売国奴=馬鹿という奥深い理論?を展開しているが、馬鹿=売国奴というのは成り立たず、馬鹿であってもさらなる努力をしないと、真の売国奴にはなれない。
 しかし、馬鹿であることは、売国奴になるための重要な資質でもある。日本売国党のご意見板への書き込みの中にもそれが垣間見られるものがあったので、國賊新聞紙上で紹介することにした。
 きっかけは、売国党員への推薦投票であった。


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