國賊新聞31号
鯨肉嫌いの首相!?

 日本国民は元々争いごとを好まぬ謙虚な国民性を持つが、美点や長所は時として欠点ともなり得る。それが顕著になったのが戦後の自虐史観だが、歴史観とは別の部分でも外向的卑屈さが特徴になりつつある。何しろ、教育現場で日の丸嫌いの教師が堂々と陳腐なイデオロギーを振りかざしてもへっちゃらな売国主義者の天国では、諸外国の失笑も厭わず土下座外交を続け、国益をとことん損なうのが得意なのである。
 政治目的として「政権交代」を掲げて首相となった鳩山由紀夫氏は、この卑屈さという点では他の追随を許さないものがある。
 以前にも「新しい歴史教科書をつくる会」の教科書について、いつも通りのイチャモンをつけてきた韓国に対し、教科書の中身も知らないまま、韓国側の主張に同調して新しい歴史教科書をつくる会を非難するという単細胞的売国行動を取ったことは、根っからの売国奴であると評価できるが、今回は反捕鯨国として知られるオランダのバルケネンデ首相との会談で、日本の捕鯨問題に絡み、「私はクジラ肉は大嫌いだ」と発言したと言う。
 “関係者は「首相は相手の考えに合わせて共感を示そうとした」と説明”したと言うが、「共感を示す」というなら、首相として反捕鯨の立場を取っていることに他ならない。大体、立場を異にし、国益が相反する国の首相に対し、「相手の考えに合わせる」必要などがあるかどうかもわからない馬鹿さが売国奴として素晴らしい資質と言えよう。
 しかも、鳩山首相は民主党幹事長時代の昨年6月、やはり反捕鯨国であるオーストラリアのスミス外相と会談した際も「実は今朝、家内(幸夫人)の手料理にクジラが出た。私はクジラを食べない主義なので拒否した」と述べているそうである。
 自分の妻が出した手料理を食べないなどと自慢げに述べているような馬鹿が首相だということは売国主義者にとってまことに歓迎すべきことであろう。

 政府内からも「捕鯨国、日本の首相として甚だ軽率だ」との声が上がっているそうだが、それより酷いのはアイヌ民族伝統捕鯨協会幹部一行の前では、平気で真逆のことをいうダブルスタンダードなところである。
 これは鳩山首相自身のホームページにも載っていることだが、下記のような発言をしているのである。


 アイヌ文化継承のために努力を約束

 21日鳩山代議士は、アイヌ民族伝統捕鯨協会幹部一行の訪問を受けた。
 協会幹部からは「古来からアイヌの人々が捕鯨をして生活を営み、鯨を中心とした独自文化を形成してきたが、現在、日本では調査目的の捕鯨しか認められていないため、伝統文化の継承ができない」と現状が訴えられた。
 鳩山代議士は、親子二代にわたり日本の捕鯨再会運動の中心として活躍してきた、民主党の安住代議士と共に熱心に要望に耳を傾け、「党派の枠を超えて捕鯨再開を求める議員が力を合わせて努力する」と約束した。


 売国奴としての大切な資質である「馬鹿」故のダブルスタンダードだが、相手に耳障りの良いことだけ言っていれば良いという“卑屈さ”というのは、特に特定亜細亜に対しては必要な資質である。
 このような実に素晴らしい売国主義者が首相であることは、売国主義の未来が明るいことを意味し、今後、売国主義者待望の外国人参政権付与実現を大いに期待して良いと言えよう。


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