私怨による売国奴(Part3)

 勘ぐれば、朝鮮日報の最初の記事が本当だったが、あまりに国民の怒りが爆発したのに慌てた真紀子氏が、慌てて朝鮮日報と口裏を合わせたとも考えらないことはなく、捏造に対する告訴等の厳重抗議を行わない限り、「本当は言ったんじゃないか?」という疑惑が残る可能性もある。
 刑法第八十二条【 外患援助 】の「日本国に対して外国から武力の行使があったときに、これに加担して、その軍務に服し、その他これに軍事上の利益を与えた者は、死刑又は無期若しくは二年以上の懲役に処する。」とあるが、死刑は兎も角、現職国会議員が侵略されている自国の領土を割譲するに似た発言をしたとしたら、「軍事上の利益」を与えたと判断されてもおかしくないだろう。
 ここで投獄されてしまったら、折角、秘書給与疑惑をすり抜けたことが水の泡となり、今後の売国活動に支障を来たす恐れがある。
 では、朝鮮日報が韓国に都合がいいような発言をしたと言う捏造報道だったらどうかと言えば、真紀子氏の政治生命を左右するような重大な捏造というだけでなく、同氏が外患援助の罪に問われ、抜きん出た売国奴として、その名を売国史上に残す結果になるのだ。当然、報道機関(と言うのも何だが)としては、大きな制裁を受けることになるだろう。
 そんなことでは、今後の売国活動、またその援助行為を続けるのに支障を来たすため、「ちょっと勘違いしましたので、翌日すぐ訂正しました」と言って有耶無耶で済まそうとしているのである。
 朝鮮日報はもともと工作活動の一環として報道しているわけだから当然としても、真紀子氏の売国活動までがこれによって霞んでしまっては、折角の売国活動を一気に過小評価する結果となり、同氏も本意ではないだろう。
 そこで、もう一度原点に立ち返ってみるために、最早、勘違いだの間違いだのの言い訳が出来ないはずの訂正記事を検証する必要がある。

 田中前外相は聯合ニュースに送ったファックスで、13日、延世(ヨンセ)大学の金雨植(キム・ウシク)総長と会合した席で、金総長が「小泉首相の独島発言には問題がある」と指摘したのに対し、「『このような時期には慎重に発言し、行動すべきだが、靖国参拝を含め、外交的センスがなかった』という趣旨の発言はしたが、竹島が日本領土ではないと発言したことはない」と指摘した。

 一読すればわかるように、田中真紀子氏は立派な売国奴である。
 「小泉首相の独島発言には問題がある」という的外れな指摘に対し、売国主義者以外なら「確かに、小泉首相が独島発言なんてしたら問題です。しかし、小泉首相は竹島が日本の領土だという国際上当然な認識を示しただけですが?」と言うべきところを「このような時期には慎重に発言し、行動すべき」などと発言することはないだろう。
 「『独島問題については日本が間違った発言をしたと考える』と述べた」と報道される要因はここにあるのだ。
 「外交的センスがなかった」のは自分の方だということがわかっていないという立派過ぎて噴飯ものの売国奴である。
 靖国問題については、靖国神社参拝問題で指摘しているので重複解説を避けるが、そもそも他国、しかも特に大いなるマスターベーションとも言うべき「自国民族礼賛主義」に基づいた偏頗なナショナリズムによる反日教育を施している国に行って、自国の首相の悪口を言っているというのは、自国大使館に対してシュプレヒコールを行っているという極値的バカタレ売国奴の岡崎トミ子氏を上回る立派な売国奴であると言えよう。
 韓国大統領が「このような時期?」に「トクドは韓国領」と明言したことに「外交的センスがない」などと言わないところも売国奴として重要な素養であるダブルスタンダードを遺憾なく発揮していると評価できる。
 しかも、その根源が単なる私怨にあるところなどは、前例のない売国活動であり、他者に真似できない点で売国党の歴史に名を刻んだと言えよう。


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